たわごと その15

ぼくのセブン

今回のたわごとは、はっきり言って私自身のマウンテンバイクの自慢話になるので、他人の自慢話で気分の悪くなる方、重度の疾患をお持ちの方、妊婦ならびに身長が110センチに満たない方はお読みにならなくて結構です。

・・・常連&スタッフ達と焼き肉食い放題に行き、死ぬほど食べまくる連中(Y氏、シゲボン、山さん)をバイクラのカメラマンのhideyuki(palmania#2)と二人で「バカですね〜」などと嘲りながらも、最後にデザートのアイスクリームサーバーのレバーを戻し忘れ、エベレストの様にてんこ盛りになってしまったアイスクリームを(残すと100円徴収されるので)最後まで食べ尽くし、気持ち悪くなっている場合ではない・・・

私の、SEVENがついに来たのである。

SEVENとは何ぞや?
もうご存じの方も多いと思われるが、簡単に紹介すると、あの究極のチタンバイクといわれたMERLINのチーフデザイナーであったロブ・ヴァンダーマークがMERLINを抜け、最高の自転車を作ることを目的に設立したブランドがSEVENである。
集められた職人達が半端ではない、皆さん超一流。であるからして、もはやMERLINは現在はその究極の座をSEVENに譲ってしまったということである。
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SEVENをオーダーしたのが、昨年の12月。オーダーしたのはシゲボンとさほど変わらなかったと思うが、私の SEVENが来たのは、シゲボンのSOLAに遅れること約1ヶ月であった。
その1ヶ月が長かった・・・シゲボンのSEVENが予想以上の仕上がりだったため、当初の「のんびり待てばいいや」なんて気持はあっという間に吹き飛んでしまったのだ。

私がオーダーしたモデルは、TERESというソフトテールタイプのクロカンバイクである。
シゲボンと同様、私もこのバイクはフルオーダーで発注した。
現在の自分のバイクのサイズや角度、自分の体の各サイズやバイクの乗り方(ペダリングとかコーナリングの特徴とか!)、使用予定のフロントサスの種類、ケーブルの取り回し、ディスク台座の有無、どんなハンドリングにするか等、事細かにオーダーフォームに記入する。
ある程度専門知識を必要とし、非常に面倒くさいが、このオーダーフォームを埋めていく作業がまた楽しい♪
このオーダーフォームを送った後、SEVENから私の体格や乗り方に合ったフレームのジオメトリーと仕様が記された確認書が送られてくる。(これを受け取った時に、自分のフレームのアウトラインが見えてくる。ああ、いよいよ作ってもらえるんだなって実感がわくときである)

さて、TERESの説明に戻ろう。
このバイクは、昨年のアメリカ国内の自転車専門誌の編集者賞にもノミネートされた程のすんばらしいバイクである。(けっ、ノミネートだけかよ・・と思われる方もいらっしゃると思われるが、そのノミネートされるってこと自体が難しいのですよ・・・ホント)
このTERESの特徴は、そのリアのサスペンションシステムにある。
エラストマーを内蔵したリアユニットと、シートステイ側のピポットによってもたらされるこのフレームのリアのトラベルは32mm。この微妙に設定されたトラベルが、最高の乗り心地とコントロール性をライダーに提供してくれる。(はずである)
フレームの素材は、SEVENオリジナルのSeven Argen 3-2.5 チタンチューブセット。
この3AL-2.5V Titaniumという素材は、チタンにアルミとバナジウムをちょびっと混ぜたチタン合金で、軽量、高強度、高耐食性でなおかつ工作性に優れるという特性を持つ。さらに、素材自体が適度なしなやかさを持っているので、正に自転車にとって理想的な素材なのである。(う〜ん♪)
SEVENでは厳格な規格をパスしているこの チタンチューブセットを実際の素材として使う前に、独自の検査として、チューブの直線性、真円性、仕上げの状態をさらにもう一度にチェックする。(うれしーじゃぁあーりませんか!)
ちなみに私のTERESのフレーム重量は実測で1.78Kgであった。

と、まぁいろいろとウンチクを語ってきたが、何といっても、やはりチタンバイクにとって一番肝心なのは、最後の仕上がり具合である。
素材良し、デザイン良し、しかも見た目が美しければもう何も言うことはない。
今まで2台ほどチタンバイクを所有したが、やっぱりSEVENのバイクの溶接&仕上げの美しさには敵わない。しばし家に持ってかえって酒の肴にしたいくらいである。
シートチューブは内側に補強のカーボンスリーブが挿入されている。 フレームと同時にオーダーしたチタンステムとチタンスペーサー。そして、スペアのネームデカールとユーザーカード。 チェーンステイ側に直付けされたディスク台座。シートステイ側にはディスクブレーキホース専用のガイドが直付けされている
177cmの私だが、SEVENが考えてくれたサイズは15インチ。私って短足?でもトップチューブは十分長い。小さめのフレームにはご覧のような補強パイプが付く。 リアドロップ内側に刻印されたフレームナンバー。こいつを削り落とすと、実質的にフレームとして使用不可になる。大変良く考えられた場所である。ちなみに防犯登録済み! 自己満足の極致、ネームデカール。そういえば昔の自転車屋さんは、フェンダーに白いペンキで住所と名前を書いてくれたっけ
このフレームをベースに究極の快適クロカンバイクを作り上げる予定である。
パーツのチョイスや、インプレッションはまた細かくお伝えしていく予定です。

さて、現在私のSEVENは、お店の作業エリア手前の柱にかかっております。
どんなに寒い朝も、このフレームの前を通ると顔がほころびます。
リアユニットは、メインフレームのピポット部と、シール部の2カ所にグリースポートを持つ。もちろんプリロード調整付き。メンテナンスも非常に簡単に出来る。 つい買ってしまった、SEVENのキャップとTシャツ。ヘッドマークで出来たキーホルダーはSEVENの購入を決めた昨年から使っている。このキーホルダーだけで満足してはいけない。


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