たわごと その16

アスパラカップ&GTプレゼン取材記

店の電話が鳴る。
「小林さんですか?」「ハイ」
「MTBライダーですが、また取材のお手伝いをお願いしたいんですけど。」「ハァ」
「今月の26日の日曜日に、岩岳でMTBのスノーダウンヒルが開催されるんですけど、空いてます
 か?」「空いてません」(キッパリ)
「じゃぁ千葉でアスパラカップってレースとGTの試乗会があるんですけど、そちらはいかがでしょう
 か?」「それって、いつですか?」
「20日と21日の月火なんですけど」「・・・・もしかして、4日後の20日ですか?」
「その通りです。」「・・・・・」
(むむむ、付合い上ここで仕事を連ちゃんで断るわけにはいかない。)
「わかりました。千葉の方、手伝わせていただきます。」
私にも読みはあった。給料日前の3連休の三日目は過去の統計上、店はヒマになる。
それならば、なのである。

しかし、私に知らされたのは、会場の住所と簡単なタイムスケジュールだけ・・・う〜むこれでいいのか?まぁ行けばわかるか!てなノリで、当日の午前6時半頃自宅を出発した。(取りあえずレーススタート時間には間に合うように・・・)
実際に会場の日本エアロビクスセンターに到着したのはスタート15分前。会場の付近までは比較的早く到着できたのであるが、やはりインフォメーションが乏しすぎた、最終的な曲がり角がわからずグルグルと迷いまくってしまった。
受付で、プレス受付を済ますと何やらGTのロゴ入りのビニールバッグを渡された。中にはGTプレスプレゼンテーションと書いてあるファイル&諸々が入っていた。
そのファイルに目を通したとき、私が何故お呼ばれしたのかを理解した。

当日は天気晴朗なれど風メチャ強し。
砂埃が舞い上がり、コーステープはバタバタと大きく弧を描き、お婆ちゃんが飛んでいく・・・あげくにGTブースの3つのテントは突風のため、敢え無く壊れてしまった。
さらに最悪なのはこのレース会場を取り囲んでいる杉の林。花粉で赤みを帯びた杉の林が風で大きく揺らぐ。バリバリと杉花粉をまき散らしているにいるに違いない。
ふぇ〜っくしょい!
さて、そんなコンディションの中レースはほぼ定刻通りスタートした。
コースは周回2キロほどで、多分高低差が10メートルぐらい。初心者にはちょうど良いのだろうが、前日少し降った雨のためか路面状況は柔らかめのやや重。こういう路面は、じわじわと足に効いてくるのよね。
レース自体は参加者に初心者が多く、あちらこちらでミスコースや立ちゴケが続出。
そんな中に何人か知人の顔が、何故かコイチロが走っている?おっ!うちの客も走っている。ジラフの高津さんもまさに遠目でジラフの様に走っていた。
決して良いとは言えないコンディションの中で、ほのぼのと参加者が走っている様子は、何かMTBのローカルレースが始まった頃の味わいを感じさせてくれた。
ところで、最初から気になっていたのがレースの名前の意味。
「アスパラカップ」って何なんだろう? その疑問は、レース会場のをふと見回した時にあっけなく解決。「アスリート・パラダイス・カップ」何じゃそりゃー!悩んで損した。
レース終了直前に、MTBライダーのスタッフと合流し、簡単な打ち合わせを済ます。
その時、新しい女性スタッフを紹介された。そのお方は何と今年からチームA&Fでロッキーマウンテンに乗る山口孝徳君の奥様であった!ちょっとビックリ。
昼食後、いよいよ、ライトウェイプロダクツ(GTの元締め)のスタッフによる1番目のプレゼンが始まった。
参加者は各媒体の編集&フォトグラファーの方々約15名ほど。
サイスポの保坂女史や、中村コーイチローをはじめ、あの「メッセンジャー」にも出演した元バイクラの青ちゃん等、顔見知りが約1/3という感じ。
しかし、参加者名簿にあった、バイクラの今ちゃん達は見あたらなかった。どこ行っちゃったの?
最初のプレゼンは、GTが定期的に開催しているMTB教室「GTトレールスクール」の新しいカリキュラムの説明と実践であった。
この「GTトレールスクール」は、そもそもMTBライディングのイロハのイから教えてくれる歴史あるMTBスクールである。
そのカリキュラムが、今年新しいカリキュラムに改訂されたらしい。
内容的には、自己紹介ゲーム等でスクール参加者達の相互間の緊張を取り除く「アイスブレイク」、
基本的なポジションと、変速の仕組みを教える座学(フィールドではは立学かも)、乗車前の自分のMTBの簡単なチェック、スタート/ストップと変速等の基本的なMTBの操作と続き、そしていよいよ実際のライディングとなるのだが、そのライディングの途中でMTBが山の中を走ることによって起こり得る環境問題にまでレクチャーが及んでいるところが非常に興味深かった。
夕食後、施設内のカンファレンスルームで2番目のプレゼンが始まった。
ライトウェイの高島社長からの挨拶&ぼた餅のプレゼントから始まり、GTのi-driveシステムを核にした営業戦略のお話が淡々と進み、そして今回のGTのプレゼンの目玉ともいうべき、ダウンヒルバイクDH-i のお披露目となった。
部屋の電気が消され、部屋の脇のカーテンが引かれるとそこにはDH-i の完成車がデデ〜ンとライトアップされて置かれていた。(最近、こういう演出って多いのよね。)
←Click
プレスの皆さんの温かい?拍手の中DH-i の完成車は壇上まで運び直され、このバイクのアドバンテージポイントの説明へとプレゼンは進んだ。
今回のたわごとでは、残念ながらこのDH-i の細かいディティールまではお知らせできない。同席された他のプレスの方々や、この席に同席できなかった他の販売店の方々に対して、道義上、スタンドプレーを自粛したというのが理由であるが、時が来ればなるべく早くこのHPでお知らせしたいと思っているので、乞うご期待。
さて、このプレゼンの最後に今年のXCR5000がゲットできるという、じゃんけん大会が催された。なにせ、集まったプレスの人数(17人くらい)からいえば、もらえる確立は相当高い。当然、その場はスーパーヒート!大盛り上がりの末、このバイクをゲットしたのはサイスポの保坂女史。カメラマンと二人で軽で来ていた彼女はいったいどうやって持って帰ったのであろうか?荷物とか機材も積んでいたろうに。
私は残念ながらXCR5000を仕入れる?ことは出来なかった。トホホ・・・
そして、簡単な懇親会があり宿泊するロッジの部屋割りが発表された。
私は、夕食と2番目のプレゼンのみにターゲットを絞って?現れたバイクラの今ちゃんと山口君(もうちっと早く来いよな!)と同ロッジ。その後、何故か帰る予定だったコイチロも合流。うちのロッジが深夜まで酒宴で盛り上がってしまったのは言うまでもない。
眠い目をこすりながら、朝食を取る。
今日はあのDH-i に試乗出来るということで、皆さん寝起きは良さそうだ。
試乗コースは、小高い丘の林の中に作られた短いシングルトラック。
ライトウェイのスタッフが、DH-i と試乗者を一人ずつ丘の上のスタートポイントまで車で運んでくれる。
トップに試乗したのはバイクラの今ちゃん。私も5番目くらいに試乗させて頂いた。
細かいインプレッション(といってもコースがコースだけに細かいポイントはわからなかった)は、前述の理由で次回でということになるが、端的に言ってとてもスムーズな感じがした。
DHバイクに慣れない女性ライター(ライダーではない)も試乗したが、キャピキャピ言いながら楽しんでいた。
昨年ワールドカップで活躍した、スムーズで漕げる新しいDHバイクが僕たちに入手可能になったということは、とても喜ばしい限りである。
それにしても、初日の午前中にお遊びとは言えレースに出た後、プレゼンに参加し、フリータイムに施設のプールでスイミング。そして、深夜まで私達と宴会。翌日にはDH-i ばかりでなく、他のi-driveバイクをバリバリ試乗して去っていったコイチロの体力って
いったい何?
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